「おかやま次世代自動車技術研究開発プロジェクト」が、いよいよスタート

 皆さんが乗られている車はガソリン車、それともハイブリッド車、もしかして電気自動車でしょうか?
 岡山県では、今年度から3ヵ年計画で県内企業の技術を結集し、独自の電気自動車(EV)を試作する「おかやま次世代自動車技術研究開発プロジェクト」を進めています。
 電気自動車の登場や生産拠点の国際的なシフトなど、本県の基幹産業である自動車関連産業を取り巻く状況が大きく変化する中で、県内企業が的確に対応できるよう、自動車部品メーカーを始め県内企業の強みを生かした技術開発を推進し、国際競争力のある次世代自動車産業クラスターへの発展を目指す取組です。
 6月2日、その拠点となる「おかやま次世代自動車技術研究開発センター(OVEC)」のオープニングセミナーを開催しました。セミナーでは、株式会社シムドライブ清水浩社長による記念講演とともに、昨年、自治体として県内企業とのコンソーシアムで開発に参加し、県内企業の技術が随所に組み込まれた先行開発車「SIM-LEI」の披露などが行われ、プロジェクトが本格始動しました。
 プロジェクトには、具体的な開発テーマを持った岡山県を代表する自動車部品メーカーやものづくり企業、16社が参加しています。
 今年度は、全体会議や四つの分科会(電気・電子、シャシー、ボディー、ビジネス展開)において、試作EV のコンセプトの検討、参加企業各社の取り組む開発テーマの決定をし、研究開発を進めるとともに、車両計画、部品の設計などを行います。来年度は、部品の試作や組立てを行い、試作EV の完成を目指し、3年目には試作EVの実車による評価や改良、EV展への出展など、PRを行う予定です。
 次世代自動車に必要とされる新技術、新製品の創出に向けて、参加企業16 社とともに、OVEC を拠点に、産学官が連携を図りながら、全力を挙げてこのプロジェクトに取り組んでいきます。

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「OVEC」オープニングセミナーでの株式会社シムドライブ先行開発車「SIM-LEI」の披露