四季成りいちご「サマーティアラ」の新たな産地育成

 本県で育成した四季成り性いちご「サマーティアラ」は、国産いちごが品薄になる6月下旬から11月に良質な果実が収穫できる県期待の新品種で、平成23年3月に品種登録されました。
 「サマーティアラ」の名前の由来は、「ケーキを飾る宝冠」。名前のとおり、ケーキやデザート用に最適で、業務用や加工用に適した品種です。
 この品種は、果形や着色などの外観が良好であること、糖度が高いこと、香りが良好であること、食感がなめらかであること、果実が堅く輸送に耐えること、果実断面が赤く切り口が美しいことなど果実品質に優れ、市場から高い評価を得ています。
 平成22年度「山形県サマーティアラ振興協議会」を設立し、生産者、関係機関、行政が一体となって生産拡大、販売戦略、消費宣伝等の活動を行っています。本格的な栽培2年目となる今年度の山形県内の栽培面積は3.5ha で、夏秋どり栽培面積の60%を占めています。
 昨年は、夏の異常高温により、生産量及び品質において満足のいく状況ではありませんでした。今年度は、これらの課題を整理しながら、安定生産技術の研究開発とその普及を進め、高品質・安定生産を推進しています。
 6月から11月まで、日本全国で約5,000t のいちごが必要だと言われており、現在、その7割が外国から輸入されています。この時期の国産いちごの増産が強く望まれている中、山形県では、夏秋いちご「サマーティアラ」の新たな産地を育成しています。

お問合せ
山形県農林水産部生産技術課
電話番号 023-630-2458

「サマーティアラ」産地を支える若い生産者( 中央)