兵庫県から新春メッセージ~創造と共生の舞台づくり~

 9ヵ月前の東日本大震災は、全国に大きな影響を及ぼしました。被災地は、ようやく復旧復興のスタートを切りました。 17年前、阪神・淡路大震災を経験した兵庫県だけに、これまで同様、これからもできる支援を続けていきます。 20年になるデフレ経済、円高の長期化など経済社会にも不透明感が広がっています。また、兵庫も人口減少社会に突入しました。しかも、高齢化、少子化、地域格差の拡大を伴っています。今だからこそ、将来不安のない社会的枠組を再構築し、あわせて地域個性が発揮される元気な地域づくりを進めなければなりません。 21世紀兵庫長期ビジョンが見直されました。目指す将来像は、「創造と共生の舞台・兵庫」です。今こそビジョン、高い目標をもち、これを目指して、兵庫の未来を拓くときです。
 第1は、安全安心の基盤づくり。東海・東南海・南海地震や、頻発する風水害への備えに万全を期すとともに、医療、健康、福祉、食など、安心基盤を確保します。
 第2は、質の高い生活づくり。若者の自立を応援し、出会い、子育て支援を進めます。地域づくり活動を拡げ、誰もが暮らしやすい社会をつくります。エネルギー供給の多様化も見据えた再生可能エネルギーの活用など自然と調和した生活を拡大します。
 第3は、新時代の経済社会づくり。緊急経済・雇用対策を講じつつ、先端科学技術基盤などの兵庫の強みを生かし、競争力を高め、新たな成長産業を振興します。また、 TPP協定の議論を注視し、強い兵庫の「農」を育てます。
 第4は、地域の元気づくり。都市と農村との交流、地域再生大作戦のさらなる展開、交流と連携を支える社会基盤の整備を進めます。国出先機関の丸ごと移管など、正念場を迎える分権改革に、関西広域連合一丸となって取り組みます。
 これからも、自立と連帯、安心と活力、継承と創造を基本に、明日の兵庫を築いていきます。