「南海地震に備えちょき」を改訂しました

 南海地震は、これまでおおむね100年~150年周期で発生し、その都度本県に大きな被害をもたらしてきました。昭和の南海地震から既に65年が経過し、その切迫度は徐々に高まってきている上、東海地震や東南海地震などとの連動発生の可能性も指摘されています。
 本県では、これまでも厳しい想定を立てた上で「高知県南海地震対策行動計画」を策定し、ハード・ソフトの両面から様々な対策を進めてきましたが、昨年3月の東日本大震災を受けて、南海地震対策を今一度検証し、新たな対策も取り入れながら、加速化と抜本強化に全力で取り組んでいるところです。
 現在、国においては、東海・東南海・南海地震が連動した新たな地震の被害想定に入っていますし、本県でも、この結果を受けて、過去の津波痕跡や地域の詳細な地形などを反映した、より精緻な被害想定を作成するべく準備を進めています。
 今の時点で新たな知見や想定が全て出そろっているわけではありませんが、一方で、「大きな揺れを感じたら、とにかく高い所へ迅速に逃げる」「丈夫な防災施設に守られているからと、安心しきってはいけない」「普段から避難訓練を繰り返し実施していた地域では、多くの方が助かった」など、今回の震災によってあらためて痛感させられた教訓がいくつもあります。
 そこで、本県では、県民の皆様の防災意識が大いに高まっているこの機を捉えて、こうしたことを少しでも早く正しくお伝えするため、平成17年に県内全戸へ配布した啓発用の冊子「南海地震に備えちょき」を改訂し、あらためてお配りすることとしました。
 県民の皆様一人一人に、南海地震に対する正しい基礎知識と、いざというときに命を守る方法をご理解いただき、ご家族や地域で念には念を入れた話し合いを重ねていただくことにより、南海地震発生時の被害の減少につながるものと考えています。
 本県では、今後とも、こうした南海地震に対する啓発活動に加え、地域の防災活動への支援やハード面での整備など、県民の皆様の安全・安心が一日一日と高まっていくよう精一杯取り組んでいきます。

【お問合せ】
高知県庁南海地震対策課 
電話番号 088-823-9798
HP http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/010201/