街で噂の電気自動車(EV)タクシーを利用してみませんか?

 大阪府では、 EVを核に産業振興を図っていくため、平成 21年に「大阪 EVアクションプログラム」を策定し、様々な取組を展開しています。
 本稿では、その中でも昨年度に 50台に対して導入支援を行った EVタクシーの課題克服のための取組についてご紹介します。
 EVタクシーには、次のような課題があります。

  1. 航続距離に制約があるため、流し走行が困難
  2. 充電のため、営業機会が減少

 これらの課題を克服するため、本府では関係者と協力した取組を進めています。
 まず、西日本旅客鉄道株式会社や一般社団法人大阪タクシー協会等の協力により、「JR大阪駅」と「なんばマルイ」前に専用乗り場を整備し、流し走行をせずとも、優先的に乗客を乗せることを可能としました。
 また、本年1月末から、環境省競争的資金を活用し、株式会社モーション、兼松株式会社、株式会社システムオリジン、日産自動車株式会社、株式会社リサイクルワンの5社が開発した、次の三つの機能を有する「 EVタクシー最適運行システム」の実証を行っています。

  1. 通信ネットワーク(おおさか充電インフラネットワーク)を備えた充電器を府内29ヵ所に設置し、最も近隣
    の空き充電器へ誘導する機能
  2. JR大阪駅を始め府内7ヵ所に設置した専用タブレット端末や、スマートフォン等を使い、目的地等を入力
    することで、バッテリー残量等の最適なEVタクシーを迅速に配車する機能
  3. EVタクシーの需要情報や充電器利用履歴情報を活用した、空車走行や充電待ち時間によるロスを最
    小化する運行支援機能

 このように、EVタクシーの抱えるハード面での課題を、システム等ソフト面から克服する手法を実証し、 EVタクシーのビジネスモデルを確立していきたいと考えています。
 今後も、以上のような EVに関するイノベーションを産み出す取組を展開し、「EVリーディング都市」を目指していきます。