「清流の国ぎふ森林・環境税」の導入について

 本県では、平成18年5月の「全国植樹祭」、同 22年6月の「全国豊かな海づくり大会」を契機に、森・川・海のつながりの中で環境保全を考えていこうとする意識が高まってきています。
 同時に、適切に管理されない森林や野生動物による農作物被害の増加、外来生物の繁殖、水環境の悪化などが懸念されており、これらを放置すると、私たちの生活も深刻な影響を受ける恐れがあります。
 こうした意識の高まりと森林・環境対策の緊要性に鑑み、豊かな自然環境の保全と再生に向けた取組を推進するための費用を県民の皆様に等しくご負担いただく「清流の国ぎふ森林・環境税」を平成24年度から導入することとしています。
 具体的な使い道としては、環境保全を目的とした人工林の整備や、里山林の整備、鳥獣害の防除、外来生物の駆除、流域河川清掃、教育施設の木造・木質化、木質バイオマスの利用促進、環境教育、森林・環境税の広報PRなどに取り組んでいきたいと考えています。
 加えて、県内市町村から森林・環境税の趣旨に沿ったもので、有意義な取組が提案されれば、柔軟に対応できるよう一定の予算枠を設けたいと思っています。
 また、本県の自然が持つ公益的機能(飲用水、生態系保全、土砂災害防止など)の恩恵は、「水」を通して県外下流域の住民にも広く及びます。
 このため、県外下流域から、本県の森づくりや川づくりに対して協力が得られる取組も進めていきます。例えば、「ふるさと納税制度」を活用し、県外下流域の方が寄付金を納めていただく際に、森林・環境税の使途事業に充当することを選んでいただけるような仕組みを考えています。
 税金の使い道の透明性を確保する工夫もしています。県民の皆様からいただいた税金は、毎年「清流の国ぎふ森林・環境基金」に積み立て、管理運用していくことで、その使途が明確になるようにしています。
 また、外部有識者や県民の代表等を構成員とする第3者機関を設置し、事業の審査や評価を行い、毎年度、その結果を取りまとめてホームページ等で公表していきます。

【お問合せ】
岐阜県林政部林政課
電話番号 058-272-8470