東九州メディカルバレー構想が国の「地域活性化総合特区」に指定!

 「東九州メディカルバレー構想特区」が、昨年12月22日、国が進める総合特区制度に基づく「地域活性化総合特区」として指定されました。
 大分県から宮崎県にかけての東九州地域には、血液浄化や血管に関連する医療機器製造企業が数多く立地しており、医療機器生産額は両県合わせて全国第3位、血液浄化や血管関連医療機器分野では日本一と、世界的にも有数の医療機器生産拠点となっています。こうした地域の優位性を生かした地域振興を図るため、大分県と宮崎県の産学官が共同して、平成22年10月に「東九州メディカルバレー構想」を策定しました。
 この構想は、1.革新的医療機器の研究開発拠点づくり2.血液・血管医療分野における高度な医療機器に係る人材育成拠点づくり3.血液・血管分野を中心とした医療機器産業拠点づくり4.アジアに貢献する血液・血管に関する医療拠点づくりという四つの拠点づくりとアジア諸外国との国際医療交流の推進を柱としています。
 平成23年度から構想の具体化に取り組んでおり、昨年11月には、大分大学内に本県と川澄化学工業株式会社が共同して「知の拠点」となる寄附講座を設置しました。産学官が連携し、血液・血管分野を中心とした研究開発や人材育成などを進めながら、地場企業の参入機会拡大につなげていくこととしています。
 今回の総合特区指定は、医療分野の産業集積により地域活性化を図るという構想のコンセプトと、大分・宮崎両県の大学での研究講座の設置や医療産業新規参入研究会などの取組、さらには医療分野でのアジアへの貢献という目標設定が高く評価されたものです。
 また、申請と合わせて、医療機器製造販売業許可の総括製造販売責任者の資格要件の緩和や地域で行うソフト事業に対する財政的支援などの特例措置を要望しています。今後は構想の実現に向け、特区制度に基づく国からの後押しを得て、構想を着実に推進していきます。

【お問合せ】
大分県産業集積推進室
電話番号 097-506-3271

血液バッグ製造現場