古事記編纂1300年記念「淡路島くにうみ神話祭」を展開中!

高まる古事記への関心

 今年は、和銅5(712)年に太安万侶が元明天皇に古事記を献上してから1300年目に当たります。
 これを記念して全国各地で記念イベントが開催されていますが、国生み神話の島・淡路島においても、「国生み神話」「御食国(みけつくに)」そして「淡路人形浄瑠璃」の三つのテーマで淡路島古事記編纂1300年記念事業「くにうみ神話祭」を展開しています。

淡路の「国生み神話」とは

 古事記の冒頭、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)は、日本の島々を生んでいきますが、最初に生まれた島が淡路島だとされています。
 淡路には、この「国生み神話」にまつわる伝承地が多数残されており、この神話が淡路に縁深いものであることが実感できます。淡路では、こうした伝承地を紹介するとともに、「国生み神話」を題材とした神楽、神話劇、25絃箏の伴奏による神話の朗読、紙芝居などを創作し、公演する取組が島内のゆかりの地で行われています。

古代から豊かな食を誇る「御食国」・淡路

 淡路は、若狭、志摩とともに、皇室・朝廷に海水産物を中心とした御食料を貢いだ「御食国」だったと言われています。
 そして、当時から豊かだった農水産物は、現在の淡路にも受け継がれており、タマネギやレタスを始めとする野菜、淡路ビーフや牛乳などの畜産物、ビワやイチゴといった果実、タイやフグ、ハモに代表される海産物など全国的なブランドを形成しています。
 こうした御食国の伝統を踏まえ、食のブランド「淡路島」の魅力を知ってもらうため、スプリングメッセ(3月 24日(土曜日)、25日(日曜日)開催)、秋の美味しい御食国月間などの取組を推進しています。

500年の歴史を誇る「淡路人形浄瑠璃」

 国の重要無形文化財で、その芸術性が世界的にも高い評価を受けている淡路人形浄瑠璃は、伊弉諾尊と伊弉冉尊の最初の子で海に流された蛭児神(ひるこのかみ)(戎神(えびすのかみ))を慰めるために西宮神社(西宮市)で始まった人形繰りが、約 500年前に淡路島に伝えられたのが始まりだと言われています。
 現在では、唯一、淡路人形座が常設館で公演を行っていますが、かつては40を超える座が全国各地を巡業し、「野掛け」と言われる仮設舞台で公演を行っていました。
 記念事業では、「野掛け」の復活や長らく演じられることがなかった演目の復活などに取り組んでいます。

【お問合せ】
財団法人淡路島くにうみ協会
電話番号 0799-24-2001
ファックス番号 0799-25-2421
HP http://www.awajishima-kuniumishinwa.jp/