災害に強く、希望の持てる地域を目指して ~奈良県紀伊半島大水害復旧・復興計画(案)策定~

 奈良県では、この度、計画期間を平成32年度までとする、昨年の紀伊半島大水害からの復旧・復興計画(案)をまとめました。このうち、26年度までを「集中復旧・復興期間」とし、被災地域の迅速な立ち直り・回復を図るとともに、地域の再生・復興につながる取組にも着手します。
 取り組む主なポイントは、次の七つです。

  1. 長期避難者の早期解消
    避難住民の意向も確認の上、安全に安心して帰宅できる環境づくりを行います。
  2. 新しい集落づくり
    土砂災害に対し安全な場所での新しい集落づくりの検討を進めます。
  3. 紀伊半島アンカールートの整備
    地域の「命の道」であり、紀伊半島沿岸部が大地震・津波などで被災した場合の緊急輸送道路の役割も担う国道168・169号線の整備を行います。
  4. 安全・安心への備え
    深層崩壊のメカニズムの解明と対策研究や大規模土砂災害の監視・警戒・避難システムづくりを行うとともに、大水害の教訓を、次世代へ継承します。
  5. 地域経済を支える産業支援
    総合特区制度の活用などにより、産業の活性化、雇用の確保を行います。
  6. 「ふるさと復興協力隊」
    地域外の人材等を「ふるさと復興協力隊」として配置し、被災地域の復興を支援します。
  7. 森林資源を活用した地域づくり
    林業・木材産業の再興、木質バイオマスの利活用、多様な生業を織り交ぜ持続的なライフスタイルの確立を推進します。
     県は、この計画に基づき、具体的な施策や事業をアクション・プランとして毎年度策定し、より効果的に計画の進捗を図り、災害に強く希望の持てる地域づくりを目指します。

【お問合せ】
奈良県復旧・復興推進室
電話番号 0742-27-7512

県産材を使用した木造の応急仮設住宅