霧島屋久国立公園の再編(霧島錦江湾・屋久島国立公園誕生)

 霧島屋久国立公園の霧島地域は、昭和9年に日本初の国立公園「霧島国立公園」として指定されました。その後昭和 39年に桜島、指宿、佐多岬等からなる錦江湾地域と屋久島地域が編入され、「霧島屋久国立公園」の名称で長年親しまれてきました。
 環境省では当国立公園の見直し作業において、鹿児島湾(錦江湾)奥の姶良カルデラが海域カルデラとして国内で傑出した景観を有することを評価し、公園区域に新たに編入することになりました。これに伴い、当公園は火山活動によってできた景観を中心とする「霧島錦江湾国立公園」と、世界自然遺産でもある独特な生態系を有する「屋久島国立公園」の二つに分割され、平成24年3月にそれぞれ新たな国立公園として誕生します。
 また、今回の再編は、公園拡張区域に火山による熱水噴出孔に群生する希少種サツマハオリムシの生息域である若尊鼻沖や多くの生物種を養う重富干潟が海域公園区域に指定されるなど、生物多様性の保全にも着目したものとなっています。
 「霧島錦江湾国立公園」では、自然景観や人々の暮らしが火山と密接な関わりを持っていることを感じることができ、現在桜島と霧島新燃岳の活発な火山活動も見ることができます。また、「屋久島国立公園」では、世界遺産の幻想的な森林の中でヤクシカやヤクザルに出会うことができます。
 新たに誕生した「霧島錦江湾国立公園」と「屋久島国立公園」に皆さん是非お越しください。

【お問合せ】
鹿児島県自然保護課
電話番号 099-286-2617

錦江湾の重富海岸から見た桜島