環境にやさしい橋「阿波しらさぎ大橋」4/25開通!

 吉野川は、利根川(坂東太郎)・筑後川(筑紫次郎)と並び「四国三郎」とも呼ばれる日本三大暴れ川の一つで、洪水が運んだ肥沃な土は阿波藍の繁栄を支え、その藍がもたらす大きな富は「阿波人形浄瑠璃」や「阿波おどり」など、世界に誇る徳島ならではの文化を育みました。

 このように、くらしや文化を支え徳島の歴史を見守ってきた吉野川に、4月25日、吉野川に架かる橋では最長となる全長1,291mの新たな大橋が開通します。それに先だって、4月22日には「第5回記念大会とくしまマラソン2012~吉野川があなたを待っている!~」でランナー10,000人が走り初めをします。

 この橋の名前について、県内外の皆さんに親しみを持ってもらえるよう全国公募したところ、総数1,059点もの応募があり「阿波しらさぎ大橋」に決定しました。

 「阿波しらさぎ大橋」は、徳島外環状道路として中心市街地の渋滞緩和はもちろんのこと、「東海・東南海・南海」三連動地震等の大規模災害発生時には緊急輸送道路として、また、橋の歩道部(標高14m)は津波発生時の一時避難場所として重要な役割を担うこととなります。

 工事に際しては、渡り鳥の飛来地として、国際的にも認められている吉野川河口域の干潟への影響や鳥類の飛行に配慮し、主塔を低く抑えながら橋脚の間隔を260mにまで広げるとともに、ケーブルの本数を減らすなど、最先端技術を投入しました。さらに、工事方法や時期を工夫するなど、干潟の生物環境に配慮した、環境にやさしい橋です。

 県では、この環境に配慮した世界初の形式を、県の鳥「しらさぎ(英語名:イグレット)」の羽ばたく姿に見立て、「ケーブル・イグレット」と命名し、これが橋の名前の由来となっています。

 「しらさぎ」と「阿波」を組み合わせた「阿波しらさぎ大橋」。徳島の新しいランドマークとして県内外の皆さんに親しまれ、「環境首都・先進とくしま」の取組を全国にPRしていきたいと考えています。

阿波しらさぎ大橋