ジオパーク国際ユネスコ会議 ~長崎で開催~

 過去に普賢岳災害とそこからの復興という経験を持ち、火山活動の痕跡を示す平成新山などの地質資源を数多く残す長崎県島原半島は、2009年に日本で初めて「世界ジオパーク」の認定を受けました。
 ジオパークとは、地形や地質、火山、断層など地球活動の遺産を生かした一種の自然公園のことであり、2012年1月現在、日本の5ヵ所を含め、27ヵ国、86地域が世界ジオパークとして認定されています。
 また、ジオパークは世界遺産の地質版とも言われますが、地質資源の保護や保全を図るだけでなく、その地域が持つ自然や歴史、文化などを教育や観光に活用し、地域を持続的に発展させていくことを目指しています。
 この島原半島において、来る5月12日(土曜日)から15日(火曜日)までの4日間、「第5回ジオパーク国際ユネスコ会議」が国内で初めて開催されます。この会議は2年に1度、ジオパーク活動に取り組む国内外の研究者や観光関係者、ジオパーク運営組織関係者などが一堂に集い、世界各地域のジオパークの活用方法や現在の取組状況、課題などについて意見交換を行うもので、互いのジオパークの質を高めることを目的としています。
 また、今回は専門的な会議だけではなく、一般市民の参加を交え、ジオツーリズムや防災などをテーマにしたフォーラムも併せて開催されます。
 島原半島は、国内第1号の指定を受けた雲仙天草国立公園を擁し、四季折々に変化する自然や温泉、歴史、食、文化など様々な魅力を有する地域であり、この会議開催をきっかけに、さらなる島原半島ジオパークの推進に向けて、地元住民や関係団体が一丸となって取り組んでいきます。

お問合せ
島原半島ジオパーク推進連絡協議会
電話番号0957-65-5540 

雲仙岳災害記念館からみた普賢岳