ノーベル賞・根岸博士が来福~ふくいサイエンス教育~

 ノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎博士を輩出し、子どもたちの「学力・体力日本一」の福井県。子どもたちの学力を高め、国際社会に通用する人材に育ってもらおうと、独自の教育に力を入れています。

 その中で最近特に、学生の「理数ばなれ」が指摘されていることから、福井県では、理科や数学に対する生徒の関心を高め、世界の第一線で活躍する科学者に育ってもらおうと、サイエンス教育も充実させています。

 そして、この2月には「ふくいサイエンスフェスタ」を開催。国内外で最先端の研究を進める3名の科学者による講演などを通じて、高校生約300名がサイエンスへの関心を高めました。

 そして、小浜市の若狭高校では、ノーベル化学賞を受賞した根岸英一博士(米国パデュー大学特別教授)を招き、「ふくいサイエンストーク」も開催。嶺南の高校生など約1,000名を前にした講演で、根岸博士は夢を持って挑戦することや、海外に出て見聞を広げることの大切さを呼び掛けました。

 また、ノーベル賞の受賞理由ともなった「クロスカプリング反応」の実験教室もあり、約30名の高校生らは、根岸博士の指導を受けながら最先端の実験に取り組み、大きな刺激を受けた様子でした。

 福井県では今後とも独自のサイエンス教育を通じて、世界を舞台に活躍する科学者を育てていきます。

「クロスカップリング反応」を体験する生徒たち