医療観察法病棟を整備しました

 群馬県では、県立精神医療センターに、県内初となる医療観察法病棟を新しく整備しました。

 同センターでは、17年に施行された「心神喪失者等医療観察法」に基づき、21年から、殺人や放火など重大な他害行為を行い、精神障害のため心神喪失など責任を問えない状態であると司法判断された人に対して、精神鑑定の受入れや通院及び入院による医療を行っています。これまでは、既存病棟に併設した施設で対応してきましたが、今後の入院需要を踏まえ、より安全・安心に配慮した独立型の病棟を整備しました。

 新病棟には、症状や回復状況に応じて3段階に分かれた個室の病室が整備され、興奮状態の患者を一時的に隔離する保護室と観察室も設けています。1年半以上の長期にわたる入院治療の場であるとともに、生活・社会復帰訓練の場であるため、プライバシーや室内環境に配慮しています。また地域住民や職員の安全・安心を考慮し、一般の精神科医療の病棟とは異なる高いレベルのセキュリティ対策を講じています。このほか、省エネルギーや環境に配慮した構造とし、内装材や下地材には県産木材を利用しています。

 今後は、医療推進県として、関係機関とさらなる連携を図っていきます。

お問合せ
群馬県立精神医療センター
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