全国初!災害時医療支援車「東京DMATカー」を配備

 東京都は、東日本大震災時の経験を踏まえ、「災害時医療支援車(東京DMATカー)」を全ての東京DMAT指定病院(25病院 DMAT隊員825名、約200チーム)に配備します。

 これは首都直下地震等の大規模災害時に、東京DMATが災害現場で、長時間の自己完結型の活動を長時間行えるよう、設計段階からDMAT活動のために必要な機能を考慮し、情報通信機器や野営資器材を搭載した、全国初のDMAT専用車両です。

 この車両は、DMATのおかれている状況に柔軟に対応できるよう、内部の装備を最小化し、レイアウトの自由度を高め附属の装備品を選択することで、「救急車」としてだけでなく、「情報拠点」、「宿営地」、「物資搬送」など、目的に応じて内装を変更することが可能です。

 具体的には、災害現場での「情報拠点」として活用できるよう、衛星電話、業務用無線等の通信機能を強化しています。この衛星電話は、走行中も自動で衛星を追尾し、インターネットへの常時接続が可能となっているなど、地上の影響を受けずに情報連絡を可能としています。また、「宿営地」として活用できるよう、テント等の野営器材のほか、車内に2段ベッドを設置でき、簡易トイレや調理器具、保存食料や水等がユニット化された状態で装備され、必要に応じて持ち出す器材の種類を調整できるようになっています。

 これまでも、東京DMATは東京消防庁と一体的な活動を行うことにより、より救助救出現場に近い所で活動してきましたが、今後、この車両の配備により、消防庁の持つ通信網もより活用しやすくなることで、DMATの活動継続能力等が一層高まることになります。

 3月30日に10ヵ所のDMAT指定病院に東京DMATカーが配備されました。残り15の指定病院には、24年度中に配備する予定となっています。

お問合せ
福祉保健局医療政策部救急災害医療課
電話番号03-5320-4445