映画「道~白磁の人~」が6月9日から全国ロードショー

 山梨県出身で、日韓両国の歴史教科書に取り上げられている数少ない日本人「浅川巧」を主人公にした映画「道~白磁の人~」が6月9日から全国公開されます。

 この作品は、小説「白磁の人」を日韓合作で映画化したもので、国や本県、北杜市が製作支援を行い、韓国映画振興委員会から外国映画としては初の助成金を受け、昨年の釜山国際映画祭で実施した製作報告会見でも、多くの注目を集めました。

 浅川巧は、1914年に朝鮮半島に渡り、朝鮮総督府の山林技師として、荒廃した山林の蘇生に力を尽すとともに、兄の伯教や柳宗悦らと、ソウルの景福宮内に朝鮮民族美術館を設立。白磁を始めとする朝鮮文化の先駆的な研究を行い、日韓の文化交流や美術史に大きな足跡を残しました。

 日本の植民地支配下の厳しい時代にあって、朝鮮の人々と分け隔てなく接し、周囲の人々に敬愛されながら、40歳の若さでこの世を去った巧。彼の墓は、ソウル郊外の忘憂里国立共同墓地の一角に今もあり、墓の傍らにある石碑には、「韓国の山と民芸を愛し、韓国人の心の中に生きた日本人、ここ韓国の土となる」と刻まれています。

 夏には、韓国でもこの映画が公開予定。浅川巧役の吉沢悠と李青林役のペ・スビンが映画の中だけでなく、1ヵ月の韓国ロケを通じて真の友情を育んだように、日韓両国で多くの方々に本作品をご覧いただき、一層の交流促進が図られる契機となることを期待しています。

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「道~白磁の人~」HP http://hakujinohito.com

                         完成披露試写会                                   映画「道~白磁の人~」宣伝リー
フレット (左端から浅川県議会議長、横内知事、主演の吉沢悠さん)