世界ジオパークを目指した取組を開始

 ジオパークとは、ジオ(地球・大地)の活動の遺産を主なみどころとする自然の中の公園のことで、自然遺産の面白さに気づき、楽しむことのできる場所のことです。

 1500万年前前後、紀伊半島には南北径40km、東西径20kmの巨大なカルデラが形成されていました。現在では、こうしたカルデラ火山の地形は明確には確認できませんが、長い年月の間にカルデラ火山が侵食されたことにより、魅力的な地形が多数形成されました。日本地質百選の「古座川弧状岩脈」や日本一の落差を誇る「那智の滝」などがあり、これらが存在する地域には、世界遺産(文化遺産)の「紀伊山地の霊場と参詣道」があり、自然崇拝の文化や歴史を感じられることでも、来訪者を魅了しています。

 こうした地形地質を基盤とした自然や文化をストーリーで結び、一つのジオパークとして地域振興に活用することを目指しています。また、ジオパークの活動を通して、地域住民が地形地質を楽しく学び、東南海・南海地震への備えなど防災意識を高めることにも役立て、自然と共生する和歌山県を実現していきたいと考えています。

 今後、地域協議会の設立やガイド養成などを行い、ジオパークで地域を盛り上げ、世界ジオパークの認定を目標として取り組んでいきます。

お問合せ
和歌山県環境生活部環境政策局環境生活総務課自然環境室
電話番号073-441-2780
ファックス番号073-433-3590

那智の滝