この夏、神話の国の物語 京都国立博物館 古事記1300年 出雲大社大遷宮 特別展覧会「大出雲展」の開催

 日本に現存する最古の歴史書「古事記」に、スサノヲが -八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を- と詠んだと記す出雲国の国は、神話世界だけでなく、実に豊かな古代史が展開しました。銅剣・銅鐸の大量出土や出雲大社の巨大神殿の柱発掘といった衝撃的ニュースは記憶に新しいところです。

 今年は、出雲を舞台とした神話を語り伝えてきた古事記が編纂されて1300年に当たります。そして、来年には約60年ぶりに出雲大社大遷宮が行われます。これを機に、出雲の古社、そして関わりの深い古寺の宝物、出雲の重要遺跡から出土した品々を京都国立博物館で一堂に紹介するのが、この「大出雲展」です。

 本展の開催に当たっては、2年前より古代出雲歴史博物館を始めとする島根県や京都国立博物館による事前調査・研究を実施しています。その成果の一つとして、松江市の石屋古墳では日本で最古級の人物埴輪が確認され、出雲の野見宿禰が初めて人物埴輪製作を提案したとの伝承がにわかにクローズアップされてきました。

 また、従来秘仏としてほとんど公開されることのなかった華蔵寺の薬師如来坐像、初出展となるいにしえの出雲大社本殿を描いた金輪御造営差図の原本など、この展覧会でないとみることのできない、貴重な出雲の文化遺産が目白押しの大展覧会です。そして、まさに出雲の宝、と言える出雲大社境内遺跡出土の巨大本殿の柱も、県外初の出品となります。
 これを機会に、是非、京都国立博物館で、神話のふるさと、出雲を体感してください。

会場 京都国立博物館
   〒605-0931京都市東山区茶屋町527
会期 平成24年7月28日(土曜日)~9月9日(日曜日)   
休館日 月曜日


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京都国立博物館
テレホンサービス075-525-2473
島根県立古代出雲歴史博物館
電話番号0853-53-8600