地方自治体初!「MCPCアワード2012」で佐賀県がグランプリ・総務大臣賞を受賞

 私たちの生活を便利にしてくれるスマートフォンやタブレット型端末。「MCPC(※)アワード」は、そうしたモバイルコンピューティングを導入することで、業務の効率化や社会貢献推進などの成果を上げている企業や団体等の事例を募集・顕彰するというものです。2003年から毎年開催されていますが、今回、30件の候補の中から、佐賀県がグランプリ・総務大臣賞に選ばれました。
 受賞したのは、「佐賀県医療機関情報・救急医療情報システム(愛称:99さがネット)」。近年、患者を搬送する医療機関がなかなか見つからず、時間がかかるケースも少なくありません。こうした問題を解決するために、佐賀県では全国に先駆け、昨年4月から県内全ての救急車(55台)にタブレット型端末(iPad)を配備しました。
 パソコンよりも手軽に利用できるタブレット型端末を使うことで、救急車の中から「どの病院が受け入れ可能か」、「どの病院に搬送が集中しているか」といった情報を、救急隊と病院が瞬時に共有することができます。
 導入後は、救命救急センターに集中していた搬送先が分散化されるようになり、救急患者の搬送時間が平均で約1分短縮されました。救急医療の現場では、1分が生死を分けることもあるため、これは大きな一歩だと言えます。また、クラウドシステムを採用したことにより、年間運用コストを大幅に引き下げられたという成果も上げています。
 受賞に当たっては、高い公共性と、佐賀県から全国に広がりつつある点などが評価されました。このICT(情報通信技術)を活用した取り組みが全国に広がるようになり、一人でも多くの命が救われることを願います。

※MCPCとは、モバイル・コンピューティング・プロモーション・コンソーシアムの略

お問合せ
佐賀県医務課
電話番号0952-25-7073

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