ふるさと文学に親しみ学ぶ「高志の国文学館」が開館

 古くは奈良時代、大伴家持が万葉集で223首もの越中ゆかりの歌を詠んで以来、富山の雄大で美しく、厳しくもある自然と風土から、多くの優れた作家や多彩な文学作品が生み出されてきました。

 県では、これらのふるさと文学を、郷土の歴史や文化を再認識し、継承・発展させていくための県民共有の大切な財産と考え、誰もがふるさと文学に親しむことができる環境づくりを進めています。

 そのふるさと文学の振興の拠点として、7月6日に高志の国文学館が開館しました。館内では、富山県ゆかりの作家や文学作品のほか、映画や漫画、アニメなど幅広い作品を紹介しています。また、親子がのびのびと文学や絵本などに親しめるスペースを設けるなど、子どもから大人まで、気軽に楽しめ、何度でも行きたくなるような施設となっています。

館内には人気イタリアン・シェフの落合務さんのレストランもあり、富山の食材を生かした美味しいイタリア料理も楽しんでいただけます。

 さらに、多彩な企画展やゆかりの地の散策ツアーなどを行い、ふるさと文学の魅力を県内外に発信していきます。現在、開館記念企画展「大伴家持と越中万葉」を開催中で、ふるさと文学の原点とも言える「越中万葉」の魅力や家持の人物像を紹介しています(10月14日まで)。

 県では、次の時代を担う子どもたちが、ふるさとに誇りや愛着を持ちながら、富山や日本の未来を築く人材に育つよう、今後もふるさと文学の振興に取り組んでいきます。また、文学館を、県内だけではなく県外の方にも多く立ち寄っていただける、本県の新たな名所にしていきたいと考えています。

お問合せ
富山県生活環境文化部文化振興課
電話番号076-444-8929