「リオ+20」ジャパンパビリオンへの出展

 平成24年6月20日から22日まで、ブラジル・リオデジャネイロ市において、国連持続可能な開発会議(リオ+20)が開催され、サイドイベントとして、日本のグリーン・イノベーションー復興への力、世界との絆をテーマにジャパンパビリオンが官民共同で設置されました。
 滋賀県及び公益財団法人国際湖沼環境委員会(ILEC)は、ジャパンパビリオンにおいて、ブース展示を行い、各国政府やNGO関係者等に向け、琵琶湖の環境保全や湖沼とその流域のガバナンスの強化を提唱する施策を紹介しました。

 県の展示では、東日本震災を契機に、井戸やわき水など「近い水」の価値が再認識され、生活と密接な関連を失わない「近い水」を取り戻すことが重要であること。琵琶湖総合開発は「遠い水」を導入することで、水利用の利便性の向上や治水効果も上げられたが、固有種の生息場の減少など課題も残したこと。「近い水」を取り戻すための施策として、マザーレイク21計画などを紹介しました。


 一方、滋賀県の外郭団体であるILECは、琵琶湖で培われた湖沼流域のガバナンスを強化する枠組み「統合的湖沼流域管理(ILBM)」を中心に展示しました。具体的には、ILBMで提唱する六つの要素「組織・体制」「政策」「参加」「技術」「情報」「財源」の統合が持続可能な発展を図る上で重要であること、そして、これを実践するための「ILBMプラットフォーム」づくりが世界各地で採用されている事例を紹介しました。

 今後も琵琶湖での環境保全の取組が、世界の湖沼環境問題の一助となるよう、ILECとの連携を図りながら発信を続けていきたいと考えています。