「綾ユネスコエコパーク」登録決定

 宮崎県「綾地域」が、7月11日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の人間と生物圏(MAB)国際調整理事会において、ユネスコエコパーク(BR:BiosphereReserves)に登録されることが決定しました。
 名称は「綾ユネスコエコパーク」で、国内からは1980年の「屋久島」「大台ヶ原・大峰山」「白山」「志賀高原」以来32年ぶり5ヵ所目の登録。地方自治体からの申請が登録されたのは国内初です。
 対象地域は宮崎県のほぼ中央に位置し、綾町の全域、小林市、西都市、国富町、西米良村にまたがる約14,580ha。東アジアの照葉樹林帯の北限付近にあり、多くの日本固有種で構成される照葉樹自然林が国内最大規模で残されているなど、手つかずの自然林が現存しています。また、地域では有機農業等との連携でのエコツーリズムを通じ、自然と人間の共存に配慮した地域振興策等が行われています。

 今回の登録により、国際的にも貴重な照葉樹林の評価や「自然と共生する地域づくりの先進地」としての取組を国際的に発信することができ、県民の自然環境保全や利用に関する意識の高揚が図られるとともに、県のイメージアップや観光客の増加が見込まれ、地域振興にもつながるものと期待されます。