子どもを取り巻く現状を知る「みえの子ども白書2012」

 平成24年3月、三重県は「三重県子ども条例」(平成23年4月施行)に基づき実施した調査の結果をまとめた「みえの子ども白書2012」を発行しました。
 調査は、子どもの生活実態や、子どもを取り巻く地域社会の状況等に関するアンケート形式で行い、県内の小学5年生・中学2年生・高校2年生約6,500人、小学生・中学生の保護者約4,100人、県民約1,100人から回答を得ました。白書にはアンケート結果のほか文部科学省の「全国学力・学習調査」と、県が実施してきた各種調査のデータも掲載しています。
 アンケート調査結果で特に注目した点を紹介します。

子どもの自己肯定感と悩み

 「自分のことが好き」と回答する割合は、小学生・中学生・高校生と成長するにつれて低くなりました。「つらい気持ちになったときにどうするか」の問いでは、「がまんする」子どもが約18%あり、「悩みごとの相談相手は誰か」という問いでは約12%が「だれにも相談しない」ことが分かりました。

子どもと家族の関係、大人の理解や姿勢

 子どもの約49%が「自分のことが好き」と答える一方、保護者の約92%が「自分の子どもは自身のことが好きだと思う」と答えており、子どもと保護者との意識の違いが大きく現れました。また大人と子どもの関係では、「大人が自分の意見を聞いてくれる」「大人は自分のことを分かってくれている」と大人との関係を肯定的に捉えている子どもは、「自分が好き」「夢や希望がある」という自己肯定的な気持ちをより持っているという結果が出ました。
 三重県は、調査結果の周知を図り、保護者、学校関係者、地域の団体などが情報や意見を交換しながら、お互いの理解を深め、子どもの育ちを支える協創の取組が広く展開される地域社会づくりを進めたいと考えおり、その第一歩として本年12月1日(土曜日)に「子ども白書」をテーマにしたフォーラムを開催します。

お問合せ
三重県健康福祉部子ども・家庭局子どもの育ち推進課
電話番号059-224-2269
子ども・家庭局HP
http://www.pref.mie.lg.jp/D1KODOMO/kodomom/jourei/hakusyo.htm
※「みえの子ども白書2012」は、子ども・家庭局HPに掲載されています。