第6回沖縄平和賞受賞者決定~歴代受賞者と復帰40周年シンポジウム~

 沖縄は琉球王国時代、「万国津梁」の精神で近隣諸国と平和に交流し、アジアの国々をつなぐ架け橋として活躍していました。しかし、去る大戦において、多くの尊い命と貴重な文化遺産を失い、その後27年間に及ぶ米国施政と現在まで続く基地負担の歴史を通して、平和の尊さを肌身で感じており、恒久平和の実現を強く求めてきました。
 その歴史的・文化的・地理的背景から独自の視点で新たな国際平和の創造に貢献するため、沖縄と地理的・歴史的に関わりの深いアジア太平洋地域の平和の構築・維持に貢献した個人・団体を顕彰する「沖縄平和賞」を平成13年に創設し、平成14年からこれまで2年に1度、5回の贈賞を行ってまいりました。
 第6回を迎える今年は、特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会(中田豊一代表理事、東京都)への贈賞が決定し、先日発表されました。
 授賞式は、10月12日に名護市の万国津梁館で行われ、賞状と賞牌が授与されるほか、副賞1,000万円が贈られます。副賞は、恒久平和を願い、受賞者の今後の平和貢献活動に期待する県民の皆様や企業等からの寄付による「沖縄平和賞支援募金」が財源となっています。
 また、翌13日には、復帰40周年記念事業の一環として、シンポジウムを開催します(自治総合センター共催)。パネリストには、第1回の受賞者である福岡のペシャワール会始め、過去の受賞団体関係者を沖縄に招き、これまでの沖縄平和賞のあゆみを振り返るとともに、県内の中高校生の参加を通して若い世代を中心に、アジア太平洋地域の平和貢献について、考える機会とします。