天然記念物の秋田犬「ゆめ」をプーチン大統領に贈呈

 去る7月27日、佐竹敬久秋田県知事からプーチンロシア連邦大統領への贈り物として、天然記念物である秋田犬(大統領が「ゆめ」と命名した生後95日齢の牝)を、モスクワのシェレメチェボ国際空港特別室で知事の親書と共にロシア側に無事手渡しました。
 贈呈に至った経緯は、6月18日にメキシコで開催された日ロ首脳会談において、野田首相からプーチン大統領に対し、東北の一員である秋田県から東日本大震災の際のロシアからの被災地支援に対する御礼と5月の大統領就任の御祝いの意を込めて、愛犬家である大統領に秋田犬を贈呈したい旨を表明していただき、これを大統領が快諾してくださり実現したものです。「ゆめ」の贈呈に際しては、所有者の方はもちろん、社団法人秋田犬保存会、外務省、在ロシア日本国大使館など多くの方々や関係機関に御協力をいただきました。
 ロシアでも多くのメディアが、「ゆめ」が秋田県知事からの寄贈であること、寄贈の経緯、そしてハリウッド映画「ハチ」を引き合いに出して、秋田犬は忠実と信頼のシンボルであると紹介しています。また、28日にソチで行われた玄葉外務大臣とプーチン大統領の会談の非公式部分では、大統領から外務大臣に「ゆめ」を贈ってくれた佐竹知事へよろしく伝えてほしいということと、返礼としてシベリア猫を贈りたいとの言葉が伝えられました。
 本県では、平成22年3月にロシア沿海地方と友好協定を締結しているほか、秋田港からウラジオストク港へのコンテナ航路とシベリア鉄道を活用して貨物を輸送する「シーアンドレール構想」にも取り組んでおり、今回の秋田犬の贈呈を契機として、今後、ロシアとの一層の交流拡大を図りたいと考えております。また、9月にはウラジオストクでAPECが開催されるなど、日本、ロシアを含めた東アジアが世界経済の中心として発展することが期待される中、日ロ両国の相互信頼や関係発展に貢献する「ゆめの架け橋」になればと期待しています。

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