文部科学省地域イノベーション戦略支援プログラム「いしかわ炭素繊維クラスター」~炭素繊維の一大生産拠点の形成を目指して~

 石川県では、平成21年度から産学官及び金融機関を挙げて炭素繊維の研究開発を推進しております。今年度、文部科学省事業「地域イノベーション戦略支援プログラム」に炭素繊維の一大生産拠点形成を目指す「いしかわ炭素繊維クラスター」構想を提案したところ、高い評価を受け採択されました。採択された取組の開始に当たって、8月1日に金沢市内のホテルでキックオフ・イベントを開催しました。
 当日は、約250人の関係者が参加する中、プロジェクトディレクターの金原勲金沢工業大学副学長が本プログラムの事業内容を説明したほか、炭素繊維分野で国の大型事業に取り組む影山和郎東京大学大学院教授や大西盛行東レ専務・複合材料事業本部長が、最新の研究開発動向等について講演しました。
 また、イベント終了後には、参加者間で情報交換を図るための交流会も開かれ、今後の研究開発への取組に向けての機運が高まっているところです。
 炭素繊維は、鉄の10倍の強度を持ちながら、重さが4分の1と軽量な高機能繊維であり、省エネ・CO2排出量削減などの環境対応が進む自動車分野の部材として注目されています。
 本プログラムでは、今後、5年間で総額6億円の支援を見込んでおり、県内外から研究者やコーディネーターなど13名を招くことにより、炭素繊維の研究開発・事業化を加速させることで、将来的には、本県に国内随一の炭素繊維の一大生産拠点を形成することを目指していきます。


石川県産業政策課 
電話番号076-225-1513