ふるさとに誇りと愛着を

 近年、グローバル化が進展し、経済社会が大きく変動する中で、自らが生まれ育ったふるさとへの関心が希薄になり、若者たちがふるさととのつながりを見失いがちな状況にあります。こうしたときこそ、ふるさとに誇りと愛着を持ち、家族や地域との絆を大切にしながら、自分で考え、先見性を持ってたくましく未来を切り拓いていく人材を育成することが極めて重要です。
 そのため、本県では、学校、家庭、地域、企業が一体となって、郷土の自然、歴史、文化、産業や優れた先人の偉業などを学ぶことで、心豊かで活力あるふるさとづくり、グローバル社会で活躍する人づくりを目指す「ふるさと教育」を推進しています。
 その一環として、県や県内の経済、教育、文化など各種団体の代表で組織するふるさとの歌づくり実行委員会が中心となり、県民や県出身者がふるさとへの誇りや愛着を育み、心の支えとなるとともに、皆で一緒に歌い、心を一つにできる「ふるさとの歌」づくりを進めてきました。昨年8月から10月に歌詞を公募し、県内外から469作品が寄せられました。その中から最優秀賞の作品を原詞とし、本県出身の音楽プロデューサーで作家の須藤晃氏に補作を、日本を代表する作曲家、久石譲氏に作曲を依頼し、本年7月に題名「ふるさとの空」として完成しました。
今後子どもから大人まで幅広く、末永く歌い継がれるよう、普及に努めていきたいと考えています。
 また、富山県は来年置県130年を迎えます。その記念事業の一環として、県施設についてより一層愛着と親しみをもってもらうために愛称の募集を行いました。その第1弾として、本年7月ラムサール条約に登録された「立山弥陀ヶ原・大日平」、雪の壁が高さ20mにもなる「雪の大谷」、日本一の落差を誇る称名滝など本県が誇る観光スポットを有し、立山黒部アルペンルートの一部を構成する「立山有料道路(美女平~室堂)」の愛称を500件もの応募から「美女平 天空ロード」と決定しました。
 県では今後も、多くの県民がふるさとの素晴らしい自然や歴史、文化などを学び親しむ機会を充実させるとともに、ふるさと富山に誇りと愛着を持ってもらえる取組を進めていきたいと考えています。

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富山県知事政策局
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