第32回全国豊かな海づくり大会~美ら海おきなわ大会~

 「まもろうよ、きせきのほしの、あおいうみ」をテーマに「第32回全国豊かな海づくり大会~美ら海おきなわ大会~」が、11月17日(土曜日)、18日(日曜日)に沖縄県糸満市で開催されます。
 この大会は、水産資源の維持培養と海の環境保全の大切さを広く発信することを目的に、例年、天皇皇后両陛下の御臨席のもと挙行される国民的行事です。また、本大会は、沖縄復帰40周年記念事業に位置付けられています。
 沖縄県の周辺海域は、温暖な黒潮により育まれた世界有数のサンゴ礁が発達し、沖合ではマグロなどの回遊魚も多く見られます。また、沖縄の水産物は、琉球王朝時代から重要な交易品として中国などへ輸出され、沖縄独自の伝統や文化の発展にも貢献してきました。
 しかしながら、近年の漁業を取り巻く環境は、資源の減少、魚価の低迷、漁業就業者の減少に加え、生産の基盤となるサンゴ礁も地球温暖化の影響による白化現象等により、厳しい状況にあります。
 このような中、沖縄県において「全国豊かな海づくり大会」を開催することは、海の環境保全や災害に強い漁村の形成に対する意識の高揚と併せて、水産業振興を図る上で、大変意義深いものです。
 式典行事では、功績団体の表彰、両陛下から漁業後継者等への稚貝・サンゴ等のお手渡しが行われます。また、海上歓迎・放流行事では、稚魚の放流、ハーレー舟による競漕等が予定されています。
 また、大会当日は、本大会の主会場である糸満市で、「おきなわ豊かな海づくりフェスタ2012in糸満」の開催も予定されており、魚のつかみ取りや環境保全教室、特産品の試食販売、伝統芸能など、沖縄の海や漁業について学べ、沖縄の魅力を満喫できる内容となっています。