全国で初めて総合的なうなぎの資源保護に取り組みます

 愛知県では、うなぎ養殖の種苗となる「しらすうなぎ」の不漁や川の天然うなぎの生息数の減少が続いていることから、県内の内水面漁協及び養鰻関係団体など関係者と対策を話し合い、全国初の取組として三つの柱からなる総合的なうなぎ資源保護対策を行うことにしました。
 一つ目は、産卵のために海へ下る「下りうなぎ」の保護です。内水面漁協は、「下りうなぎ」の漁獲を自粛し、漁獲した場合は再放流を行います。また、取組を呼びかけるポスター(写真)を作成し釣具店などに配布することにより、遊漁者にも広く呼びかけを行います。
 二つ目は、うなぎ養殖の種苗となる「しらすうなぎ」の保護です。川へ上る「しらすうなぎ」を保護するため、例年より採捕日数を縮減します。従来の採捕許可期間は、12月1日から4月30日まででしたが、今年はこれを12月16日から4月30日までとして採捕開始を遅らせるとともに、1月から4月までの毎月5日を採捕休止日とし、採捕日数を19日間縮減します。

 三つ目はうなぎの放流です。養鰻関係団体と河川漁協は、三河湾や県内河川にうなぎを放流し、うなぎ生息数の増加を図ります。また、養殖うなぎは雄の割合が高いため、より効果的に放流が行えるよう、養鰻関係団体と県水産試験場が協力して、雌の割合を高める育成技術の開発に取り組みます。
 全国有数の養鰻県である愛知県は、うなぎ資源保護のためこうした対策にしっかりと取り組んでいきます。

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愛知県農林水産部水産課
電話番号052-954-6461