沖縄まちなみミュージアム~風土に根ざした地域のまちなみを守り育てる~

はじめに

 沖縄の風景と言えば青い海と青い空をイメージされる方が多いと思います。
 確かにそれは沖縄を代表する風景ですが、かつてペリー来航時の船長秘書だったスポールディングは、その日記に、「緑したたる首里の街並みは世界一美しい」と表現しているように、沖縄には美しいまちなみがありました。
 残念ながら戦争でそのまちなみの多くが消失しましたが、近年、県内各地域で景観を生かしたまちづくりに対する感心が高まっています。
 戦火を逃れた昔ながらのたたずまいを残す集落や戦後米軍統治の下で創り出されたまちなみなどを景観資源として活用して、観光の新たな人気スポットにもなっています。

「沖縄まちなみミュージアム」の取組

 戦前、戦後と独特の歴史文化を育んできた沖縄には独特の風景があります。
 平成16年に景観法が制定され、全国的に景観に対する関心が高まる中、沖縄県でも景観行政団体に移行する自治体が全市町村の半数を超え、それぞれの自治体で景観計画や景観条例の制定に取り組んでいます。

県では、今年度より「沖縄らしい風景づくり推進事業」に取り組んでいますが、「沖縄らしい風景」といっても一括りに捉えられるものではなく、地域の自然風景や伝統的風景、そこで暮らす人々の生活と調和した姿であると考えています。そこで、モデル地区として、景観向上に取り組んでいる12市町村24地区を「沖縄まちなみミュージアム」として顕彰するほか、景観に関する人材育成や景観素材の技術開発等の支援をしていきます。

沖縄のまちなみ景観スポットの紹介

 県では、風景・景観に関する様々な情報をワンストップで紹介するポータルサイトを立ち上げ、「沖縄まちなみミュージアム」の紹介のほか、沖縄ならではの風景の古写真を紹介する予定です。
 この古写真は、単に懐かしむだけでなく、地域にある優れた景観資源の再発見につながることを期待しています。
 沖縄を訪れた際は、青い海、青い空、真白な砂浜と共に、うちなーならではのまちなみ探訪を御堪能ください。

お問合せ
沖縄県土木建築部都市計画・モノレール課
電話番号 098-866-2408
Mail aa065005@pref.okinawa.lg.jp
HP http://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/
toshimono/index.html