小学5年生の夢を乗せて学習船「うみのこ」就航30周年

 昭和58年に「みずうみに学んで世界の明日をみる」を合言葉に、琵琶湖上を航行する学習船「うみのこ」が就航しました。プランクトン観察や水調べなどの「びわ湖環境学習」、寄港地の歴史や文化を学ぶタウンウォークラリーや力を合わせて櫂を使ってこぐカッター活動などの「ふれあい体験学習」、そして、船という日常とは異なる生活環境に身をおくことにより協力や工夫、思いやりについて学ぶ『「湖の子」船内生活』を三つの柱に、複数の学校が一緒に乗船して友情を深め、郷土滋賀と琵琶湖に関する学びを深めてきました。
 この30年間に乗船した小学5年生児童は47万人を超え、親子2代にわたる乗船者や、小学生のときに乗船し、その後教員となり引率者として再び乗船した人もいます。
 去る8月4日には、30年という長きにわたり、びわ湖フローティングスクール事業を継続できたことを記念し、就航30周年記念事業を行いました。川嶋宗継滋賀大学名誉教授の講演のほか、午後には記念航海を実施し、約200人が乗船しました。

 これからも、多くの子どもたちが、びわ湖フローティングスクール事業を通して、琵琶湖淀川水系の約1,450万人の生命を支え、多様な生物を守り育ててきた琵琶湖について学んでほしいと思います。また、その体験が、子どもたちにとって、より大きな視点で環境と自分との関わりについて考える機会となり、その後の生き方につながることを切に願っています。

びわ湖フローティングスクールHP
http://www.uminoko.jp/

びわ湖フローティングスクール