秋田内陸線と沿線の冬まつり

秋田県を南北に縦断する第3セクターのローカル線「秋田内陸縦貫鉄道(以下「秋田内陸線」)」は、南はみちのくの小京都「角館」から、北は世界一の大きさを誇る大太鼓の里「鷹巣」を結ぶ総延長94.2kmの鉄道です。
 秋田内陸線はトンネル数20、橋梁数はなんと322を数えることからも想像できるとおり、沿線は山々とたくさんの渓谷からなり、特に今の季節は深い雪と山々の木々が相まって、まるで水墨画のような風景が車窓に広がります。
 この時期、秋田内陸線の沿線ではたくさんの小正月行事が催されます。その一つ、仙北市上桧木内地区の紙風船上げを御紹介します。
 紙風船上げは100年以上の歴史をもち、起源は江戸時代中期に、科学者である平賀源内が銅山の技術指導に訪れた際に、熱気球の原理を応用した遊びとして伝えたとされています。五穀豊穣や無病息災など色々な願い事を祈願する伝統行事です。

 紙風船上げの最大の特徴はその大きさです。小さいものでも3m、大きいものでは8mの巨大紙風船が約100個打ち揚がります。風船には武者絵や美人画から、地元小学生が描いたかわいらしい風船もあり、灯火をつけた巨大紙風船が、きらめく星々のごとく真冬の夜空に舞い上がる光景は、まさに壮観です。
 今年は2月10日(月曜日)に上桧木内紙風船広場にて、午後3時から開催されます。秋田新幹線の停車駅角館から秋田内陸線に乗り換えて、上桧木内駅まで40分。皆さんを幻想的な世界へと誘います。会場には地元のお母さんたちが運営する温かい食べ物や飲み物の屋台が並び、地元の方々とのふれあいも、魅力となっています。
 秋田内陸線は沿線の冬まつりもまた一見の価値ありです。そんな魅力たっぷりの秋田に遊びに来てたんせぇ~!(来てください)

お問合せ
秋田県観光文化スポーツ部交通政策課
電話番号0186-82-2114
秋田内陸縦貫鉄道株式会社
電話番号0186-82-3231

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