「北陸ライフサイエンスクラスター」始動!キックオフフォーラムを開催

 本格化する少子高齢化社会にあって、ライフサイエンス分野の高度化が求められる中、本県では、これまで文部科学省の知的クラスター創成事業の採択を受け、第I期として「石川ハイテクセンシングクラスター(平成16年~20年)」、第II期では富山と共同で「ほくりく健康創造クラスター(平成20年~24年)」に取り組んできました。
 その結果、認知症を診断できる世界最高性能の脳磁計の商品化や、世界初となる、子どもの発達障害の早期診断が可能な脳機能計測装置の開発などの成果を上げてきました。
 今回、新たに福井県の参画を得て、がんや生活習慣病の予防・診断・治療まで一体的に取り組む「北陸ライフサイエンスクラスター」が文部科学省の「地域イノベーション戦略支援プログラム」に採択され、北陸三県それぞれの強みを生かした医薬品や機能性食品、医療機器の開発を進めていくこととなりました。
 昨年12月19日には、本県金沢市内で「キックオフフォーラム」を開催し、谷本知事を始め、研究者、企業のトップなど、この事業の関係者が一堂に会し、出席者の取組や研究内容などについて幅広く情報発信が行われたほか、2020年度に北陸三県の医薬品・医療機器生産額を1兆円超(全国シェア10%)まで拡大させる事業目標を確認しました。
 今後、文部科学省から5ヵ年で総額約7億円の支援を受け、研究者やコーディネータなどの優れた人材の集積を更に進めながら、研究開発や技術移転の動きを活発化させ、北陸地方にライフサイエンス産業の拠点を形成していきます。
 こうした地方の技術に光を当て、世界をにらんで国と地方で研究開発機能の強化に取り組むことは、北陸地域の産業の発展だけではなく、我が国全体の産業競争力強化につながるものと考えています。

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石川県産業政策課
電話番号076-225-1513

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