コンプライアンスの「三本の矢」

三重県では、昨年度発生した公共事業の事故繰越にかかる不適正な事務処理問題を契機に、コンプライアンスの推進に力を入れています。
 掲げたテーマは「コンプライアンスの日常化」。
 不祥事が発生するたびに、研修を行うだけでは根本的な解決につながりません。そこで、日々の職場の中でコンプライアンスを意識するように、身近に起こりがちな問題を職場単位で議論するコンプライアンス・ミーティング(四半期に一度)や職員クレドカード(五つの心得、コンプライアンス宣言)の携帯、幹部職員による庁内放送(毎週月曜日)等を行っています。
 また、法令遵守及び説明責任を実効性のあるものにするため、予防法務の観点から検証する冊子(シート)や研修、法律相談等を連携させて行うリーガル・サポートにも取り組んでいます。
 これらの取組の中心となるのが、アベノミクスの「三本の矢」ならぬ、コンプライアンスの「三本の矢」です。「コンプライアンス推進監」が職員への浸透を、「法曹有資格者(任期付職員)」が専門性の担保を、総務省出身の「法務・文書課長」が客観性・実効性を受け持ちます。この3人が、それぞれの特技(?)を生かして、コンプライアンスハンドブックの策定、満足度90%以上の巡回研修、リーガル・サポートの仕組みの構築など、単に法令を遵守するというだけでなく、県民の皆さんの信頼や期待に応えていく前向きなコンプライアンスの推進に取り組んでいます。

コンプライアンス冊子