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タイトル | 県立高等学校の魅力発信 |
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施策・事業名称 | 「おかやま県立高校情報ナビ」の開設 |
都道府県名 | 岡山県 |
分野 | 教育・文化 |
事業実施期間 | 令和4年9月30日~ |
施策のポイント |
・中学生が進路を検討する際に参考となる県立高校の情報を一元化。 ・興味関心に合わせて学校を検索できる機能を設けることで、あまり知られていなかった学校の活動や取組を知ってもらい、高校の魅力発信に資する。 |
内容 |
【現状・課題】 ・岡山県では、県立高校への進学希望者の比率が年々下がってきており、令和2年度における調査では平成28年度調査と比較して4.2ポイントの減となった。一方、県内私立高校の希望者は同期間で3.7ポイントの増となっている。 ・各学校において魅力的な教育活動の展開や広報活動に取り組んでいるところであるが、それぞれの学校個別の取組にとどまっているため、地域差や学校規模によって学校間での差が大きいことが課題である。 ・働き方改革の観点から、なるべく教職員の負担を減らしつつ、継続して実施できる新たな広報手段が必要である。 【取組内容】 ・担当課ごとに散在していた既存の広報媒体・情報を洗い出し、児童生徒をターゲットにした媒体がないことに着目した。 ・各学校が発信しているホームページや学校案内などから、中学生が進路を検討する際に参考となる情報を一元化し、学校の特徴や取組などをわかりやすく紹介する特設サイトを開設した。 ・本サイトでは学校個別の紹介を行うだけでなく、地域・学科・取得できる資格・部活動の4分野の検索機能を設けた。これにより、あくまでもターゲットである中学生が、興味関心に合わせて学校を探すことができる作りになることを意識した。また、オープンスクール申込みフォームを設置し、「学校を探し、選び、オープンスクールを申し込む」という一連の流れをすべてサイト上でできるようにした。さらに、入学者選抜に関する情報、就学支援金や奨学金に関する情報なども掲載し、担当部署ごとに散在していた「高校進学に際し必要な情報」をまとめて閲覧できるようにした。 ・サイト作成にあたっては、学校からサイト作成に係る負担増への懸念の声が上がったため、学校の個別ページのコンテンツについては県教委で案を作成するなどして、現場にもサイト作成への理解・協力を得られるよう工夫した。 ・サイト編集を各学校で行えるようにIDを配布し、学校担当者が最新の情報をタイムリーに更新できることで、学校の広報力強化を図った。また、これにより、更新の際に県教委を経由する手間を省くことで学校の負担感を軽減し、サイトの運営が持続可能なものとなることを狙った。 ・サイト開設後はアクセスデータを分析し、ユーザーの動きやニーズの高い情報等を把握しながら、サイトの効果的な運営を行っている。 【効果】 ・県教委が本サイトを制作・管理することにより、各学校においては多くの中学生の目に触れる機会を負担なく得ることができ、効率的な魅力の発信に繋がっている。 ・すべての県立高校を中学生に紹介する機会を設けることにより、知名度の高くない高校の取組や魅力を効率的に周知することができ、県立高校を希望する生徒数の確保に繋がることが期待される。 ・運用開始からの4か月間では、 〇中学生の母親と思われるユーザー層の閲覧が多い →子どもと一緒に進路を考えるツールとして活用された可能性 〇特定の時間にアクセスと一人当たりの閲覧時間が突出することがある →中学校での授業・進路指導で活用された可能性 などの分析ができており、これらの目的を持ったユーザー層への訴求力を高めていくことが求められる。 ・今後も、アクセスデータの分析やアンケート等を継続的に行いながら、学校紹介動画などのコンテンツを追加し、県立高校の魅力が伝わるサイト運営に取り組んでいく。 |
関連 ホームページ |
https://www.okayama-kenritsukoukou.jp/ |
本件問合先 | 岡山県教育庁教育政策課 |
086-226-7569 | |
kyoiku@pref.okayama.lg.jp |