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タイトル | 全国初!首都圏のお客様に、生産者の想いを伝えるメッセンジャー ~おかやま応援TOKYO隊 結成!~ |
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施策・事業名称 | 首都圏農産物ブランド力強化対策事業 |
都道府県名 | 岡山県 |
分野 | 農林水産 |
事業実施期間 | 平成30年5月29日~令和3年3月31日 |
施策のポイント |
岡山県産農産物の魅力や栽培方法、観光情報等をレクチャーし、首都圏消費者に直接伝える県専用の販売員チームを、全国で初めて養成し、「おかやま応援TOKYO隊」として立ち上げた。 果物専門店や百貨店での試食PR会に販売員として出動することで、購買促進、ブランド力の強化につなげるとともに、隊員自身のSNSから情報発信することで、さらなるおかやま情報の拡散を図る。 |
内容 |
1 背景 ・岡山県は、東京オリンピック等を控え世界的な情報発信が一層強まる首都圏での農産物出荷を強化し、特産品の白桃やぶどうなど?をする「岡山フェア」等を展開している。 ・従来のフェアでは、派遣業者の販売員を活用してきたが、県産農産物の十分な知識がなく、特に生産者のこだわり、品質の高さなど、消費者へのより詳しい商品説明ができず、販売機会を逸する場面がしばしば見受けられた。 ・そこで、マルシェ事業を展開する民間事業者と連携し、首都圏在住の野菜ソムリエ、管理栄養士など食に関する資格を持つメンバーに対して、岡山県産農産物等についてレクチャーし、より魅力的なPRができる岡山県専用の店頭販売員チームを結成した。 2 取組内容 (1)名称:おかやま応援TOKYO隊 (2)隊員数:20名(男性2名、女性18名、年齢層:20代~50代、 職業:料理教室主宰、飲食店、青果流通業、主婦他) (4)資格:食に関する資格を持ち、岡山県産農産物への関心が高く、県が年3回程度実施するセミナーを受講した者。 (5)活動:果物専門店等で実施する「岡山フェア」では、特産のマスカット、白桃などフルーツの色に合わせたスカーフを着用し、平成30年は、首都圏高級果実専門店を中心とした7店舗で延べ31名が試食PRやフルーツセミナーなど行った。受講した知識を生かし、来店者に生産者のこだわりや観光情報などを伝えることで、効果的な販売PRとなっている。また、自らのSNS等でも情報発信に取り組みさらなるファンの拡大を図っている。 3 期待される効果 (1)岡山県産農産物のファンづくり ・消費者に、岡山県産農産物のおいしさ等をより強く伝えられることや、生産者の努力や熱意など栽培ストーリーを詳しく伝えることで、来店者からは、「主婦目線の保存方法や食べ方など紹介いただけ、大変参考になる」、「生産者の思い、こだわりがよく分かった」など好評を博しており、岡山ブランドのファンづくりが図られている。 (2)岡山県産農産物の販売機会の向上 ・店舗担当者から「売り上げが伸びた」など評価され、販売機会の向上が図られている。 (3)岡山県産農産物の情報発信 ・隊員自らがSNSで情報を拡散することで、ネット販売等による第三者への購買促進にもつながっている。 |
関連 ホームページ |
https://www.vacavo.co.jp/ |
https://www.365market.jp | |
本件問合先 | 岡山県農林水産部 対外戦略推進室 |
086-226-7404 | |
taigai@pref.okayama.lg.jp |