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タイトル へい、おまち!環境学習いっちょあがり!~学校現場と出前講師の協働で取り組む環境学習の推進~
施策・事業名称 環境学習資材等作成事業
都道府県名 岡山県
分野 環境
事業実施期間 平成28年4月1日~平成31年3月31日
施策のポイント 1 背 景
当室が実施している「環境学習出前講座」は、主に小中学校の児童・生徒を対象に、持続可能な社会の形成に向けた環境保全意識の醸成等を目指している。
学校現場では「ESD(持続可能な開発のための教育)」の推進に向け環境をテーマに扱うことが増えており、ESDが目指す児童の主体性・総合性の獲得と、出前講座が提供する体験等を中心とした「アクティブラーニング」の実践との親和性は高い。
2 課 題
従来、出前講座の有効性を学校側へ十分に伝える方法がなかったことや、学校教諭と出前講師との情報共有が電話での事前打合せ等でしか行われていなかったことから、両者の目的意識の共有や一体となった学習の推進に至っていなかった。
3 課題解決に向けて
教育関係者、出前講師、NPO等が参画する「環境学習資材等作成会議」を設け、各々の得意分野(学校の方針やカリキュラムの理解、出前講座の経験、専門知識等)を生かしながら、協働して環境学習に取り組むためのツールを3年間で整備した。
内容 1 背 景
当室が実施している「環境学習出前講座」は、主に小中学校の児童・生徒を対象に、持続可能な社会の形成に向けた環境保全意識の醸成等を目指している。
学校現場では「ESD(持続可能な開発のための教育)」の推進に向け環境をテーマに扱うことが増えており、ESDが目指す児童の主体性・総合性の獲得と、出前講座が提供する体験等を中心とした「アクティブラーニング」の実践との親和性は高い。

2 課 題
従来、出前講座の有効性を学校側へ十分に伝える方法がなかったことや、学校教諭と出前講師との情報共有が電話での事前打合せ等でしか行われていなかったことから、両者の目的意識の共有や一体となった学習の推進に至っていなかった。

3 課題解決に向けて
教育関係者、出前講師、NPO等が参画する「環境学習資材等作成会議」を設け、各々の得意分野(学校の方針やカリキュラムの理解、出前講座の経験、専門知識等)を生かしながら、協働して環境学習に取り組むためのツールを3年間で整備した。

4 事業実施結果
ツールの活用により、次のような声が寄せられるなど、出前講座の依頼数・質ともに向上している。

(1)出前講師
・普段の学習を学校側と共有することで、学習全体の目的を踏まえた出前講座ができるようになった。
・出前講座で行った児童への行動変容のための働きかけを、学校側とも共有し、後日、学校で取り組んだことの報告シートなどを受け取ることで、出前講座終了後も、児童の成長を見届けることができた。

(2)学校現場
・学校では用意できない専門的な講師や資材を活用でき、児童が生き生きと学習し、主体的に学ぼうとする姿勢が育った。
・出前講座について詳しく知ることで授業との連携方法をイメージでき、依頼へのハードルが下がった。
(参考)
環境学習出前講座実施実績
平成28年度:311件 平成29年度:333件 平成30年度:361件

【事業の概要】
<平成28年度作成ツール>
(1)環境学習出前講座 小学校4年生向け~年間活用プログラム~
(学校教諭向けツール)
(2)環境学習指導者の手引 出前講師向けツール
<平成29年度作成ツール>
(3)環境学習出前講座 小学校中・高学年向け~総合学習 環境学習深化プログラム~ 学校教諭向けツール
(4)環境学習出前講座紹介動画 学校教諭向けツール
1 目的
「出前講座を依頼してみたいけど、実際にはどんな感じなの?」という学校教諭からの疑問に答えるためのツール
2 内容
出前講座が実際に行われている様子を取材し、講座のポイントや児童の生の反応などがわかる動画を作成し、ユーチューブで配信
<平成30年度作成ツール>
(5)総合学習プログラム紹介動画 学校教諭向けツール
本件問合先 環境文化部環境企画課新エネルギー・温暖化対策室
086-226-7298
ontai@pref.okayama.lg.jp