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タイトル 「損益計算書」はレモン酎ハイ?【楽しく学べる財務諸表の本】
施策・事業名称 「損益計算書」はレモン酎ハイ?【楽しく学べる財務諸表の本】
都道府県名 三重県
分野 行財政改革
事業実施期間 平成29年7月1日~
施策のポイント 県税部門の業務の中で目にする機会がある企業の財務諸表について、その内容を分かりやすく、楽しく学習するできるよう情報を工夫して提供することで、最終的に財務諸表を読みこなせることを目標とする。
内容 <取組概要>
★「借方、貸方って何なん?」という簿記知識ゼロの方でも、毎日1話、約1か月(全33話)で財務諸表(貸借対照表・損益計算書・キャッシュ・フロー計算書)をスラスラ読みこなせるようになります。
■ホームセンターで買ったカラーボックスを教材に、お風呂、給食、居酒屋、タピオカなどの身近な例えを用いて、平成29年7月から毎月、県税職員向けメルマガの中で「対話形式」により連載
■2年9か月にわたるメルマガ連載にイラストや索引を加え、100ページに電子書籍化(→ペーパーレス化)
■電子書籍(PDF)だから、スマホやタブレットで通勤時間など、いつでもどこでも学習可能
■令和2年4月から「県税職員ポータルサイト」で公開し、研修資料として活用

<現状や課題、設定した目標>
■県税部門では、納税・課税業務を問わず、企業の財務諸表を目にする機会があることから、日商簿記2級、3級の資格取得を奨励している。
■しかし、仕訳、伝票、記帳を中心とした簿記の学習は無味乾燥になりがちで、学習意欲を失いやすい。
■そこで、簿記を楽しく学習できるよう、ざっくばらんな対話形式で少しずつ理解を深め、最終的に簿記知識ゼロの方でも財務諸表を読みこなせるようになることを目標とした。

<取組の検討プロセス、改善点等>
■平成28年度に県税職員向けメルマガの中で、効率的なパソコン術を対話形式で連載し、好評を得た。
■対話形式の連載は簿記の学習にも応用できると考えて、平成29年7月から連載を開始した。
■メルマガ読者アンケートの意見を踏まえて、イラストや索引を入れ、連載を一冊の本(電子書籍)にまとめた。
■電子書籍(PDFファイル)だから、通勤時間でもスマホやタブレットで学習可能。

<効果、成果>
【効果、成果】
■メルマガの読者、H30アワード審査員から以下のようなコメントを頂いた。
○簿記に苦手意識があったが、学んでみると面白いと感じることができた。
○今まで知っているつもりで、実はよく分からなかったことが理解できた。
○企業会計、公会計、公益法人監督業務など県税以外にも活用できると思う。
【今後の展開】
■令和2年4月から「県税職員ポータルサイト」に公開し、研修資料(eラーニング)として活用。
<工夫した点や苦労した点>
【工夫した点】
■目次や索引をクリックすれば、見たい箇所に一瞬でアクセス。
【苦労した点】
■毎月の原稿の締切を守ること。
本件問合先 総務部税務企画課
059-224-2127
zeimu@mie.pref.jg.jp