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タイトル | 市町村・交通事業者と連携した、県内全域を網羅した路線バス・路面電車のリアルタイム運行情報の提供 |
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施策・事業名称 | とやまロケーションシステム導入事業/機能充実事業 |
都道府県名 | 富山県 |
分野 | 地域振興・まちづくり |
事業実施期間 | 平成30年4月1日~ |
内容 |
路線バス及び路面電車は道路事情などの影響を受けやすく、定時性の確保が難しい場合があり、また、県内では複数の事業者が路線バス及び路面電車をそれぞれ運行することから、運行状況、遅延情報、車両の位置情報をリアルタイムに一括で利用者に提供することで、利便性の向上を図ることができる。 このため、令和元年11月、県内のバス事業者4者、軌道事業者1者及びコミュニティバスを運行する市町等と連携し、バス等のリアルタイム情報をスマホ等で閲覧できる「とやまロケーションシステム」のWeb公開を開始した。「とやまロケーションシステム」は、コミュニティバスを含む県内全域の路線バス情報を網羅したサービスとしては全国初であり、各運行事業者の負担と努力によって最新のダイヤ情報等を随時更新しつつ、今日までシステムが維持されている。コロナ禍で人の流れが低調な中でも、アクセス数は月2万件前後あり、とりわけ、記録的な大雪で交通機関が混乱した令和3年1月には5万件を超えるアクセスがあり、県民の生活に密着したサービスとして活用されている。 また、「とやまロケーションシステム」に組み込まれている県内全域の路線バス及び路面電車の路線情報やリアルタイムの運行情報はオープンデータ化を行っており、当該データが民間の経路検索サービスやMaaSアプリにおいて活用されるなど、民間サービスを通じた利便性向上も推進している。 今後、県内の公共交通機関の利便性の一層の向上を図るため、鉄道も含めたリアルタイム運行情報の提供拡大、バス遅延情報を活用したダイヤ改善などに取り組む予定。 |
関連 ホームページ |
https://toyama.vtfm.jp/ |
本件問合先 | 交通政策局交通戦略企画課 |
076-444-3124 |