令和元年05月16日 「"地方発"先進行革事例集」について
地方発の行政改革プロジェクトチーム(リーダー 中村 愛媛県知事)において、この度、「“地方発”先進行革事例集」を作成しましたので、お知らせいたします。
【取組の背景】
これまで地方は、国に先んじて職員の定数削減や事務事業の見直しをはじめとする行政改革に取り組んできましたが、人口減少や少子高齢化の進行などにより地方を取り巻く環境が厳しさを増す中、活力ある地域づくりを進めるには、現場を担う地方から、従来の枠組みにとらわれない斬新で未来志向の発想の下、急速に進歩する技術や民間の力も積極的に取り入れ、行政のイノベーションを推進する必要があります。
既に、全国各地において、AIやRPAなどの最新IT技術を活用した行政コストの削減や行政手続きの効率化に向けた取組みをはじめ、SNS等を活用した民間事業者や住民・市町村等との協働、住民福祉の充実や教育の振興、地域産業の活性化や環境保全など様々な新たな取組みが積極果敢に展開されています。
【全国知事会の取組】
このような状況の中、全国知事会では、これまで以上に住民・事業者の視点に立った新しい行政改革を推進するため、地方発の行政改革プロジェクトチームを設置するとともに、全国の行政改革事例の調査を実施し、今般、「“地方発”先進行革事例集」として整理・集約しました。先進行革事例を都道府県間でしっかりと横展開し、地方から日本全体に波及させていきたいと考えています。
資料
【事例集】(令和元年5月)
《表紙~目次 》
・表紙、はじめに
・“地方発”先進行革事例集(概要)
・目次
《その他参考資料 》
・地方発の行政改革PT構成メンバー名簿
・「地方発の行政改革PT」のこれまでの動き
・先進政策バンク「住民・事業者視点の行政改革」分野の新設について
・“地方発”未来志向の行政改革事例 募集要項(概要)
お問い合わせ先
調査第一部(03-5212-9130)