平成28年10月24日 「第4回 全国知事会・地域医療研究会」の開催について
現在、国では「医師偏在対策」「療養病床の見直し」等の検討が行われ、「国民健康保険の県単位化、医療費適正化」等、社会保障制度に関する各種取組が一体となって進められています。
そのような情勢の中、全国知事会では、国の施策の方向性を確認し、国と都道府県担当部局が集って、意見交換を行う場として「地域医療研究会」を設置しています。
「全国知事会・地域医療研究会」は、国の検討会の開催状況に合わせて意見交換のテーマを設定するとともに、現在、各都道府県で策定等の取組が進められている地域医療構想推進にかかる取組事例の発表なども行い、国と都道府県が様々な形で情報共有・連携が図られるよう約2ヶ月程度の間隔で開催しています。
このたび平成28年10月24日(月)に第4回地域医療研究会を下記のとおり開催しました。
研究会の様子
第4回地域医療研究会の主な内容
1. 療養病床の在り方等について
- 厚生労働省より、療養病床の在り方等に関する国の検討状況について情報提供
2. 地域医療構想推進等にかかる都道府県の取組について
- 厚生労働省より、医療計画の見直し等に関する検討状況について情報提供
- 青森県より、同県の地域医療構想について事例報告
3. 医師偏在対策について
- 厚生労働省より、医療従事者の需給に関する検討状況について情報提供
- 長野県より、地域枠制度の実効性の確保について提案
- 島根県より、地域枠制度における益田圏域の取組について事例報告
以上について、都道府県間で意見交換が行われました。
お問い合わせ先
調査第二部(03-5212-9131)