宮崎の本格焼酎出荷量2年連続日本一

 平成27酒造年度(H27.7~H28.6)における宮崎の本格焼酎の出荷量が、前年度に引き続いて全国1位となり、2年連続日本一に輝きました。

 また、帝国データバンクが発表した全国の焼酎・泡盛メーカーの2015年売上高ランキングで、本県の霧島酒造株式会社が4年連続1位となり、県別売上高の合計においても、本県が初の全国1位となりました。  

 本格焼酎とは、芋や穀類などを原料に、麹と酵母で発酵させ、単式蒸留機で蒸留したものであり、県内38蔵元はそのほとんどが創業100年以上、古いところは200年以上の歴史を持ち、先祖代々焼酎造りを行ってきました。本県の焼酎の特徴は、九州山脈など緑豊かな森林に蓄えられた天然水と、芋、米、麦、そば、さらには栗などバラエティ豊かな原料から造られていることです。また、一般的な焼酎はアルコール度数が25度ですが、県内ではそれより度数の低い20度が主流で、独自の焼酎文化を築いています。  

 「日本のひなた」の恵みをふんだんに受けることのできる、ここ宮崎で醸し出された本格焼酎が、いま全国、さらには世界へと広がっています。県では、宮崎本格焼酎応援サイト『だれやみ』(宮崎の方言で「疲れを癒すために晩酌すること」)を開設し、県産焼酎の魅力を伝えると共に、酒造組合と連携し、若者や女性をターゲットとした県内や東京でのイベント「焼酎ノンジョルノ宮崎」の開催や、EUや北米等の海外への輸出支援など宮崎の本格焼酎を広める取組を進めています。

 今後も宮崎焼酎のブランド価値が高まっていくよう、焼酎の魅力をさらに発信していきます。           

《問い合わせ先》 オールみやざき営業課 物産・PR担当 TEL:0985-26-7591

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