今からが旬!みやざきの伊勢えび

 宮崎県では、9月から伊勢えび漁が解禁となっており、秋の味覚としてさまざまなお店で伊勢えびが提供されています。伊勢えびが産卵期を迎える4月から8月までは禁漁期間とすることや小型の伊勢えびを放流することで資源を守っています。 

 宮崎獲れの伊勢えびは、日向灘の荒波にもまれ、黒潮の恵みをたっぷりと受けているため、身が締まり、大ぶりで柔らかな食感と甘みが特徴です。また、ひげが長く、腰を曲げて進むさまが老人になぞらえられ、長寿を祝う縁起物として重宝される伊勢えびは、刺身や蒸し、焼きなどさまざまで調理法で味わうことができます。

 県内では、伊勢えびをPRするため、漁の解禁となる毎年9月から11月までを「宮崎イセエビいただきマンス!」と題して、参加する飲食店や宿泊施設で宮崎県産の伊勢えびを使った特別メニューの提供や延岡市や日南市を中心にイベントが開催されます。中でも、大分県佐伯市と宮崎県延岡市の「東九州伊勢えび海道・伊勢えび祭り」や日南市の「日南海岸伊勢えびまつり」では開催期間中、スタンプラリーやフォトコンテスト、アンケートなどに参加することで、抽選で伊勢えびや特産品がプレゼントされるなど、さまざまな特典を用意しています。

 県では、今後も関係団体と連携して宮崎県産伊勢えびをPRし、販路拡大や観光客誘致に取り組んでいくこととしています。

みやざきの伊勢えび