2年ぶり開催!宮崎国際音楽祭

 1996年、関係者の努力の末に、世界最高峰のヴァイオリニストといわれるアイザック・スターンをはじめ、日本を代表する演奏家たちを出演者に迎え、宮崎の春の風物詩、国際音楽祭がその第一歩を踏み出しました。

 あれから25年。コロナ禍が続く中、今年は「“真夏の祭典”~天地(あめつち)の恵みに祈りを込めて~」をテーマに、7月31日から8月15日までの16日間にわたり開催されます。昨年は新型コロナウイルスの影響により中止を余儀なくされましたが、2年ぶりの開催となる今回は、国文祭・芸文祭みやざき2020の「フォーカスプログラム」のひとつとして、初めて真夏に開かれることとなりました。

 今回もメディキット県民文化センターを主会場に14の公演が予定されています。

 その中でも注目は、「若き巨匠」と称される世界的ヴァイオリニストのワディム・レーピンさんと、妻でロシアを代表するボリショイ・バレエ団の最高位であるスヴェトラーナ・ザハロワさんによる、音楽祭では初となるクラシック・バレエとのコラボレーションです。

 このほか、日本を代表するピアニストの辻井伸行さんや、ヴァイオリニストの三浦文彰さんなど、多くの著名なアーティストが出演します。

 さらに、俳人夏井いつきさんを招いて贈るトークスタイルのコンサート・シリーズ「Oh!My!クラシック」や、ワンコインで楽しめる「気軽にクラシック『500円コンサートの日』」など、宮崎でしか聴くことができない多彩な企画を気軽に親しんでいただける内容となっています。

 例年とは違う真夏の音楽祭をこの機会にぜひお楽しみください。

《問い合わせ先》

宮崎国際音楽祭事務局

(公益財団法人宮崎県立芸術劇場)

TEL0985-28-3208

HP http://www.mmfes.jp