国スポ・障スポに向けた施設整備
「日本のひなた宮崎国スポ・障スポ」の愛称の下、第81回国民スポーツ大会・第26回全国障害者スポーツ大会が令和9年に本県で開催されます。県では、両大会の会場にもなる陸上競技場、体育館、プールの主要3施設の整備を進めています。
県西部の都城市に整備する陸上競技場は、陸上競技のほか、総合開・閉会式の会場でもあり、主競技場のメインスタンドを覆う大屋根は、周囲の霧島連山などとも調和する柔らかな印象を与え、包み込むような形状は観客と選手との一体感を生み出すものとなっています。
体育館は県北部の延岡市に整備を進めており、メインとサブの2つのアリーナを有する構造となっております。メインアリーナは、最大で約4,000席を有し、プロスポーツの試合やコンサートなどの大規模イベントでの利用にも対応できます。
県央の宮崎市に整備するプールは、可動床など最新の設備を備えた県内初の屋内型50mプールでPFI事業として整備を進めています。また、プール周辺の余剰地を活用するため民間収益事業と一体的に整備する予定で、放送局、大学施設、メディカル・飲食モールが提案されており、地域のにぎわい創出が期待されます。
これらの施設は、両大会後も「スポーツランドみやざき」の新たな拠点として、大規模大会やスポーツキャンプ・合宿の開催・誘致を視野に入れているところです。
主要3施設のほか、今後、競技力向上のための練習拠点や、市町村による競技会場の整備が本格化していく中、5年後に向けて県民の気運が高まり、盛大な大会となることを願っています。
《問い合わせ先》
宮崎県国スポ・障スポ準備課
TEL:(0985)26-0084