「日向市駅周辺地区」が都市景観大賞を受賞!
平成26年度都市景観大賞の「都市空間部門」において、全国からの応募16地区の中から、「日向市駅周辺地区」が最高賞である「大賞」(国土交通大臣賞)を受賞しました。
この賞は、良好な都市景観を生み出す優れた事例を選定し、その実現に貢献した関係者を顕彰するもので、今回は、日向市駅周辺で実施された連続立体交差事業、土地区画整理事業等の実施主体である「日向市」、「宮崎県」および「JR九州」の連名による受賞でした。
平成18年に上屋架構の集成材や仕上げ材に地元の杉が使われた新駅舎が開業し、平成22年には駅前交流広場野外ステージが、平成24年には駅前通線が完成しました。整備の際には、市民や県・市職員、学識者などにより構成される「都市デザイン会議」で議論を重ねました。さらに、地元商店街では建物に協調性を持たせるなど、市民による景観まちづくりに取り組みました。これらの取組により、広場では年間を通じて多彩なイベントが開かれ、交流人口も増加しています。
受賞に当たっては、「人が主役で、街は舞台」のスローガンどおり、駅と街が一体となった魅力的な景観が生み出されたことにより、この地区が〝にぎわい創出の拠点〟として機能していることが評価されたものです。宮崎県では、今年3月に宮崎~延岡間が開通した「東九州自動車道」や国の重点港湾に選定されている「細島港」等を活用することにより、この機能をますます強めるとともに、県下全域において魅力的なまちづくりが進められるよう、今後も引き続き取り組んでまいります。