「宮崎県自動車産業北部九州フロンティアオフィス」の設置!
宮崎県では、平成28年春までに予定されている東九州自動車道(北九州~宮崎間)の開通を見据え、福岡県豊前市に本県自動車産業の拠点となる「宮崎県自動車産業北部九州フロンティアオフィス」を設置しました。
自動車産業は日本を代表する産業の一つですが、北部九州には日産自動車、トヨタ自動車、ダイハツ工業の3系列の自動車メーカーが立地しており、平成25年度における自動車生産台数は138万台、国内自動車生産における北部九州のシェアは13.9パーセントにまで上昇しています。
今回の取組は、東九州自動車道の開通を契機として前線にオフィスを提供することにより、県内に約70社ある自動車産業関連企業の北部九州における取引拡大を支援するものです。
オフィス入居企業の販路開拓等を支援するため、現地自動車メーカーの現役社員を「取引推進アドバイザー」として委嘱し、一次サプライヤー(完成部品供給メーカー)に関する情報提供や人脈づくり、受注可能部品の開拓、営業戦略の指導等も行います。また、入居企業の営業活動や取引推進アドバイザーをサポートし、オフィスの効果的な運営に取り組む「販路開拓コーディネーター」を併せて配置しています。オフィスには5社が入居可能で、共用会議室等も備えています。
宮崎県では、このオフィスが本県自動車産業の北部九州における情報収集・発信の拠点、ネットワーク構築の拠点として活用され、県内そして九州全体の自動車産業の振興につながることを期待しております。