県立青島亜熱帯植物園リニューアルオープン
日南海岸国定公園の玄関口にあたる青島は「鬼の洗濯板」とよばれる奇岩に囲まれた周囲1.5㎞ほどの小さな島です。亜熱帯植物を含む約200種5,000本を超える植物が生育し、その植物群は、昭和27年に国の特別天然記念物に指定されていて、北半球最北の亜熱帯植物群落として広く知られています。
その植物の保護対策と学術研究等のため、昭和40年に青島亜熱帯植物園が開設され、熱帯性大温室の建設に伴い、同年、世界的に有名なシンガポール植物園と姉妹植物園の締結を行いました。その後は、技術者の派遣や植物の交換などによる交流を行ってきています。
そのような歴史ある青島亜熱帯植物園が平成28年3月26日にリニューアルオープンします。南国情緒あふれる青島の花やみどりを楽しめる植物園として生まれ変わります。 メインの大温室は新たに建て替えられ、1年中ブーゲンビリアを楽しめる回廊やマンゴーなどの亜熱帯植物が見られるコーナー、そして、シンガポール植物園との姉妹園50周年を記念して、マーライオンの像も設置されます。
昨年12月にはネーミングライツ・スポンサー企業が決定し、4月から「宮交ボタニックガーデン青島」という愛称で呼ばれることとなりました。
青島は本県を代表する観光地であり、魅力アップした「宮交ボタニックガーデン青島」を県内外の多くの方に楽しんでいただき、そして、青島の活性化に努めていきます。
《問い合わせ先》都市計画課 都市公園担当 0985-26-7191