財団法人韓国訪問委員会との協約締結

 6月7日に本県と財団法人韓国訪問委員会との間で、宮崎と韓国の相互文化の理解促進により、更なる交流の拡大を図ることを目的とした協約を締結しました。日本では平成29年7月に協約を締結した新潟県に次いで、2例目です。

 韓国訪問委員会は、航空、宿泊施設、流通、金融など官民あわせて30の企業・団体で構成されており、国民をあげた外国人向けのおもてなしの推進や、交通観光カードの普及など受入環境の充実に取り組んでいます。平成13年から国際定期便「宮崎-ソウル線」を運航しているアシアナ航空から、韓国訪問委員会の取組について紹介があったことが、今回の協約締結のきっかけとなりました。

 本県と韓国との交流はこれまでも盛んで、百済王族がたどりついたとの伝説が残る県北西部の美郷町と韓国中部の扶余(プヨ)をはじめとして、3組の姉妹・友好都市があり、姉妹・友好学校も45校にのぼります。

 今後は、宮崎と韓国の双方における観光地のPRや、宮崎における訪問委員会の活動紹介、宮崎の学生を韓国に派遣し、韓国における外国人受入のための取組の視察や、韓国の企業訪問などに、両者で協力して取り組みたいと考えています。今回の協約締結を契機として相互交流がますます発展していくことを期待しています。