スギ素材(丸太)生産量30年連続日本一

 宮崎県の令和2年のスギ素材(丸太)生産量は173万9千立方メートルと全国の約15%を占めており、平成3年から30年連続で日本一を達成しました。この30年という長きにわたり全国トップを維持できていることは、森林資源の充実や全国トップクラスの生産基盤はもとより、次世代への森林(もり)づくりに取り組んできた先人たちの努力のたまものです。

 さて、県では、今年3月に「第八次宮崎県森林・林業長期計画」を策定したところであり、多様な森林(もり)づくりとイノベーションを通じて、「持続可能なみやざきの森林・林業・木材産業の確立」に向けたさまざまな取り組みを進めています。

 そのひとつとして、森林・林業関係では、平成31年4月にスタートした森林経営管理制度を推進するため、「みやざき森林経営管理支援センター」を今年4月に開所し、当制度の中心的役割を担う市町村に対し、これまで以上にきめ細かな相談対応や技術指導などの支援を開始しました。

 また、産業関係では、宮崎市内の映画館が、内装・外装にふんだんに県産杉を活用した全国でも珍しい木造・木質の映画館にリニューアルされるなど、住宅以外での活用が進む中で、今年3月には「宮崎県木材利用促進条例」の公布・施行により、さらに積極的な利用促進にも取り組んでいます。

今後も、ICTなどの最先端技術の導入によるイノベーションなどを通じて、林業担い手確保および適切な森林管理を進め、併せて木材の需要拡大を図ることで、スギ素材生産量日本一を継続するとともに、次世代に豊かな森林を引き継いでいきます。

循環利用が進む人工林

《問い合わせ先》

県山村・木材振興課

TEL0985-26-7155